ひとこと

遠隔診療について考えています。

2018年6月7日

D to P 型の遠隔医療、つまり遠隔診療について1年ほど考えています。
効率的に医療を行うことがたぶん可能で、かつきめ細かな介入も可能になります。
ICTと密接に関わるため、自らアルゴリズムが書ける医師にとっては夢のツールである反面、お仕着せのソフトウェアを使った途端にある程度以上のレベルに達することが不可能になるという側面もあります。

自動化出来る部分は多いです。
<高血圧症>
二次性高血圧の除外をアルゴリズム化することで、放置されている原発性アルドステロン症の患者さんを救うことが可能です。腎機能低下を放置されている方々を救うことも可能です。塩分制限、体重の管理など、多岐にわたって持続的に頻回に介入が可能です。人がやらないほうが受け入れが良いかもしれません。AIBO的なものにお願いするなど。
一方、必要もないのに2ヶ月に1度CRPを測定されているような医療の否定につながる可能性があります。安定している場合の長期処方圧力もかかるでしょう。安い薬の普及につながる可能性はあります。サイアザイドなど。
普段からケアに時間を割いている医師にとっては収入は変わらず負担が軽くなり、過剰診療をしている場合には医業収入は減少する可能性はあります。
中央から外れる患者の存在が大切であり、より集中した管理を、高度な専門知識を持った医師なり施設にしてもらう事も可能になるかもしれません。
副作用などの拾い上げも行いやすくなると考えています。

このように生活習慣病については個々の疾患でかなり細かい部分までアルゴリズムは自分なりに考えていて、それを統合するのが夢といえば夢です。
世の中には優秀な頭脳がたくさんあるはずで、それらの医師が作ったアルゴリズムをさらに高度に融合し最適化することで、世界に誇れる診断・治療アルゴリズムを構築できないだろうか、と思います。

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