内視鏡について

当院では、意識化鎮静の内視鏡を日本で最初に東大分院で行った院長と内視鏡検査の豊富な経験を持つ医師が上部内視鏡(胃カメラ)と下部内視鏡(大腸ファイバー)を行います。検査は圧倒的に楽だという評価をいただいており、おこがましくはありますが、自信をもって検査にのぞんでいます。
意識化鎮静とは、一般的に「無痛」などと言われる内視鏡のことです。苦痛を最小限にするために鎮静剤(塩酸ペチジン + ベンゾジアゼピン)を注射しますが、完全に寝るわけではありません。完全に寝かせて欲しい、という要望はお受け出来ません。

完璧を目指しているのは当然の事ですが、小さな医療機関ゆえ検査には限界がある、という事も日々自覚しています。例えば高度肥満、超高齢者や合併症が多くある患者さんの検査はできません。どうぞご理解をお願いします。

検査の流れ

事前予約
基本的に検査だけの来院、という形はとっていません。検査を受けるためには事前に来院してから予約することをお願いしています。
まずはLINEでお問い合わせいただくと便利です。詳しくはこちらをご覧ください。

診察時にお持ちいただくもの

  • 保険証
  • お薬手帳など服用中のお薬の内容がわかるもの
  • 今までの血液検査結果、健診結果など(人間ドックや健診で引っかかった方はその検査一式)

過去の病気、家族歴などお伺いした内容をもとに、医師が適切な処置を判断いたします。他の医療機関にご紹介させていただく場合もございます。検査が決まりましたら、患者様のご都合を聞きながら検査日程を決定します。

  1. 検査前の注意事項
    前日の食事制限はありません。ただし、夕食の時間が遅くなる場合には消化のいいもの(お粥など)で済ませてください。
    当日の朝はスポーツ飲料を飲んでください。スポーツ飲料でなくても、水など色のついていない飲料であればかまいません。服用中の薬がある場合は事前に医師にご相談ください。
    また、鎮静剤を投与するため、車・自転車・バイクでの来院は禁止です。
    風邪気味の場合には検査はしないほうが良いので来院せずに電話してください。
  2. 診察
    検査前にも医師との診察があります。心配なことがあればここで相談しましょう。
  3. 検査の準備
    コンタクトレンズ、義歯がある場合は外してください。口紅もされぬようにお願いします。
  4. 検査中
    Olympus GIF-H290ないしはGIF-H260を使用します。NBI、色素、二酸化炭素を適宜使用します。使用薬剤はアトロピン、ソセゴン、塩酸ペチジン、ホリゾン、ミダゾラムなどです。ナロキソンやフルマゼニルを使う場合があります。
    リラックスして横になりましょう。10-20分ほどで終了します。
  5. 休憩
    麻酔から覚めるまでベッドの上で休憩していただきます。気分が悪い時はすぐに医師に伝えましょう。
  6. 診察
    自作のファイリングシステム(EndoDB2)により、検査結果の説明を行います。
  1. 検査前の注意事項
    検査1週間前から整腸剤を服用します。
    前日の食事はお渡しする検査食エニマクロンだけです。夕食後、準備表のとおりに水、下剤をお飲みいただきます。決められた時間の水以外にもお茶、実のないジュース、ドリンク剤、飴玉はどれだけでもお召し上がれます。ビールも少量でしたら結構です(ミルクは不可)。
    当日の朝食は、お茶、コーヒー、ドリンク剤、飴玉、ガム等で済ませてください。また、検査後はお腹が空くので軽食をお持ちいただくといいです。
    稀ですが、服が汚れてしまうことがあります。心配な方は着替えをお持ちください。
    胃カメラ同様、車・自転車・バイクでの来院は禁止です。
  2. 来院
    下剤を指定したとおりに飲んでいただきます。下剤はsplit-dose bowel preparationという、米国での標準法をアレンジしたものです。マグコロールP、PEGの他、腎機能の良い患者さんではビジクリアや高張液も使います。下剤はなるべく少なくし、他院のものより飲みやすいとの評価を受けていますが、フィードバックが大切ですので探究心のある患者さん(腎機能の良い60歳未満ならなお良い)を望みます。
  3. 診察
  4. 検査の準備
  5. 検査中
    Olympus PCF-H290AZIを使います。NBI、色素、二酸化炭素(院長が日本で初めて導入した)を使用します。
    痛みはまるで感じないのが基本ですが、女性や高齢で癒着がある方がおられるので、ちょっと痛いと感じさせてしまう方が若干おられます。癒着が厳しいという場合には、無理せず中止してCTコロノグラフィ検査のために東海大学にご紹介しています。
  6. 休憩
    しばらくすると飲食ができます。
  7. 診察

胃腸の病気は若い頃に内視鏡検査を受け情報収集することでほぼ予測可能なので、そもそも高齢になる前に済ませておくべきです。