内視鏡とエコー

内視鏡は意識化鎮静で行います。一般的に「無痛」などと言われる内視鏡のことです。検査を受ける日には車・自転車・バイクでの来院はしてはいけません。
苦痛を最小限にするために鎮静剤を注射しますが、完全に寝るわけではありません。完全に寝かせて欲しい、という要望はお受け出来ません。
当院の院長は意識化鎮静の内視鏡を日本で最初に東大分院で行った人で、検査は圧倒的に楽だという評価をいただいています。その評価に満足しているわけでもありませんが、自信をもって検査にのぞんでいます。
完璧を目指しているのは当然の事ですが、小さな医療機関ゆえ検査には限界がある、という事も日々自覚しています。例えば高度肥満、超高齢者や合併症が多くある患者さんの検査はできません。どうぞ理解して下さい。

当院の上部内視鏡検査の特徴:Olympus GIF-H290ないしはGIF-H260を使用します。NBI、色素、二酸化炭素を適宜使用します。使用薬剤はアトロピン、ソセゴン、塩酸ペチジン、ホリゾン、ミダゾラムなどです。ナロキソンやフルマゼニルを使う場合があります。朝は水分を飲んできて下さい風邪気味の場合には検査はしないほうが良いので来院せずに電話してください。ファイリングシステムは自作です。

下部内視鏡検査の特徴:Olympus PCF-H290AZIを使います。NBI、色素、二酸化炭素(これも日本初です)を使用します。下剤はsplit-dose bowel preparationという、米国での標準法をアレンジしたものです。マグコロールP、PEGの他、腎機能の良い患者さんではビジクリアや高張液も使います。下剤はなるべく少なくし、他院のものより飲みやすいとの評価を受けていますが、フィードバックが大切ですので探究心のある患者さん(腎機能の良い60歳未満ならなお良い)の来院を望みます。内視鏡は意識下鎮静で行います。塩酸ペチジンを基本に若干ベンゾジアゼピンを加えます。おしゃべりができる程度の麻酔です。痛みはまるで感じないのが基本ですが、女性で癒着がある方がおられるので、ちょっと痛いと感じさせてしまう方が若干おられます。年齢が上がるとだんだん難しくなるので「前のほうが楽だった」と言われるのが辛いです。癒着が厳しいという場合には、無理せず中止してCTコロノグラフィ検査のために東海大学にご紹介しています。
ポリープは以前は取っていましたが、夜中に出血などの対応をするのが厳しくなりまして、現在は治療をしていません。

超音波検査(エコー)を同時に行うことがあります。当院の誤診が少ないのはエコーが上手いから、というのも理由の一つです。
エコーを行うかどうかの判断は医師に任せて下さい。

院長は内視鏡もエコーもパイオニアでレジェンドです。邦夫医師は東大分院系列の名手達から内視鏡を、横浜市立大学の名手達からエコーを習いました。最高の教育を受ければ誰でも検査が上手くはなりますが、高次元で両立している医師は少ないので、それが当院の強みです。

検査を受けたほうが良いのかわからない方が多いと思います。
過去になった病気や、人間ドックや検診の結果、家族歴などからそれを判断して適切な受け方をお教えします。胃腸の病気は若い頃に内視鏡検査を受け情報収集することでほぼ予測可能なので、そもそも高齢になる前に済ませておくべきです。

0463-91-0707に問い合わせをしてから、お薬手帳と過去の検査結果を持って受診して下さい。